独言覚書
-ブツクサメモ-
■ヒンナヒンナいわしたる 2015年12月13日(日) |
もう12月も半ばですね。 冬は鍋がおいしい季節です。 と、云うわけで、新しい漫画にはまりましたのでご紹介。その名も「ゴールデンカムイ」。 舞台は北海道、日露戦争で大けがを負いながらも生きながらえた退役兵士杉元と、アイヌの少女アシリパが、伝説の黄金の謎を追う。 という、一つの大きな流れを根底に置きつつ、散りばめられたアイヌの文化、北海道の自然の薀蓄がいたるところで輝きを放っている作品。 昔々、アイヌの少女といえばナコルルくらいしかなかったわけだが。今は完全にアシリパさんに持って行かれているネ。 一番最初に紹介したとおり、根底には一つ「伝説の黄金を見つける」というストーリーが流れているのですが、敵と戦ったり謎を追ったりする間、極寒の北海道の山野で獣を捕り、調理して食べる。カッコウよく言えば「ジビエ料理」ですが、食べる食材は多様。もちろん鹿、熊、ウサギは食べます。他に、リス、カワウソ、オオワシ、ウマ。 とりあえず生で脳みそを喰わされたり、肉を喰わされたり、内蔵を喰わされたり。主人公の杉元は流石に生肉食の文化が無いから、多くは汁物になりますが。 生の肉をタンタカ叩いて砕くときは「チタタプ」と繰り返しながら。これはアイヌの言葉で我々が刻むものという意味があるそうで、交替交替で肉を細かくしていく。 出来上がった料理を食べて、食事に感謝をするときは「ヒンナ」。食事のシーンは繰り返しこの言葉が出てきます。描写も旨そうでね。 そんなわけで、この漫画を読んでいると、肉を叩いてミンチにして団子にして汁物を作りたくなる。 鶏肉とかで代用をするんだけど、本来は獣肉だから、もっと獣臭くて、山菜や香草やなんかを使わないといけないんじゃないかなぁ。 そのうち、鹿は食べに行きたい。かも。 >拍手様 ぽちっとありがとうございます〜〜〜。 |
■もう大晦日でした 2015年12月31日(木) |
今年はなんだか、新しいことが多かった。 この年で新しいことに挑戦させてもらえる喜びはもちろん有難いことなんですが、辛いこともしばしば。 今年は年明けのお勤めぐあいもなかなかしんどいぜ。 そうはいっても、やまない雨は無いぜ! ではでは皆様、良いお年をー! |