独言覚書
-ブツクサメモ-
■NASフッキューレスキューDEファッ○ュー 2018年10月11日(木) |
9月の下旬に読み書きが出来なくなったNASからようやくデータをサルベージしました。 思えば復旧に必要なハードソフトを1週間に一つずつ購入する羽目になり、予算自体は業者にお願いするよりはるかに少なくて済んだものの、なかなか作業に取りかかれないイライラは募ったなぁという感じです。 |
■フッキューdeレスキューはサッキュー(続編) 2018年10月12日(金) |
先日のnas壊れ、後の自分のためにも備忘的にメモを。 nasが一台、読み書きが遅くなったなぁとちょっと体感するような状況だったのね。 年末に向けて酷使する予定があったから、今のうちにファームウェアのアップデートとかバックアップ設定とかやっとこうと思って、再起動かけたら起動しないの。いつまでたっても起動しなくて、これはいよいよダメかとなった。 Google先生に色々聞いたら、nasからHDDをぶっこぬいてPCに直繋ぎする方法が紹介されてたんだけど、直繋ぎさせる道具がない。 Amazonでコネクタ買ってきて繋ぐ。 見えない。HDDが認識されない。やばい。 次の方法がこのHDDの中身をごっそり別なHDDにコピること。 nasに限らずHDDの調子がおかしくなってる時は物理的に記録面に傷が付いてたりする場合と、HDDの記録面以外のパーツがおかしくなってきた時と、記録されているデータがおかしくなった場合といくつか種類があって、HDDが認識されないのは一つ目と二つ目。 ディスクに傷の場合はもうHDDさえ分解して開けて、処理するらしいんだけどそんなことしたらん十万とか100万近くかかる。 犯罪捜査の目的とか、会社の重要データとかでなければそんな金額払うわけにいかないから、これは傷の可能性があったとしても却下 で、次はハードディスクのパーツの調子がおかしい場合たいがいが記録を読み書きするレコードの針みたいなパーツが原因らしい。 これがおかしな動きをし続けたり、記録面を傷つけるようになると、HDDに傷が付いてめでたく100万円コース。 まだ、調子は悪いけど読み書きできる間に、データの吸い上げ、サルベージをする。 これは専用のソフトがいくつかあって、私はデータレスキューというものを使ってみた。Amazonで五千円くらいで売っています。 この会社、他にも後で出てくるデータ読み込みソフトも扱ってるんだけど、ほとんどの場合、吸い上げソフトとデータの読み取りソフトの両方が必要なので最初からセットで売ってくれてもいいのになぁと思いました。 さらに、吸い上げたデータを保存する新しいHDDが必要。 ここでちょっと大変だったのが、吸い上げ用ソフトはUSBメモリに保存されて送られてくる。壊れかけのHDDもUSBで接続する。新しいHDDもUSBで接続と、USBの差込口が最低3つは必要になるんだね 私はこれに加えてマウスをUSBで接続していたから、結局電源をよそから供給するUSBハブを新しく買う羽目に。 しかしまぁこれで準備万端、吸い上げ開始じゃーと思ったら、HDDの容量が足りないと出た。まぁ当然なのかと思うけど、保存先が元のHDDより多い容量じゃないと丸コピーできないんだよね。 そして再度HDDを購入。いったいいくら使うことになるのか。 データレスキューを起動させようとすると今度はパソコンが真っ黒な画面のままうんともすんとも。しょうがないから一回強制終了して再起動をかけると、使用回数制限かかってるバージョンなんだけど、起動可能回数が一回減っていた。 まだまだ道のりは長い。 やっとのおもいでデータレスキュー起動し、吸い上げ開始。じわじわ進むバー。ガリガリと唸るHDD、まさに生きるか死ぬか、発熱もエライことに。 24時間で一周おわったと思ったら、エラー箇所をなるべく小さくするために2周3周目が始まる。 いつ果てるとも知らぬ回転ループ。タオルで包んだ保冷剤を当てながら、読み取りを繰り返すこと3日。ようやくほぼ完璧に丸コピーが終了し次のフェーズへ。 通常、PCのOSであるWindowsとnasのOS Linux系で互換が無いからHDDの中身を認識しない。 確実なのは LinuxのOSを使ってるパソコンがあればいいけど、普通の家庭にはそんなのないでしょう。 で、ここで Linux系のOSでPCへのインスールせずにダイレクト起動で動くOSを使用し、繋いだHDDのデータ読み取りを試みる。 よ、読めたーー〜! ここで調達しておいた新しいnasへデータをコピー。 これも丸一日がかり。 ついでに言うと某社のnasのファームウェアが様変わりしてて不要な機能てんこ盛り、必要な機能の鬼リストラ状態で、次回以降の選択肢から私がリストラを決断した。 ようやくバックアップ体制も整えて、10月中に事態収束を図ることができましたとさ。長かった。ソフトや機材調達が毎週のように別のもの必要になったり、五月雨で苦痛だった。 よく考えたら壊れてから1ヶ月コースだねぇ。 |
■再現レシピたらふく 2018年10月31日(水) |